雨降り構わず我武者羅に頑張って見る何て馬鹿みたい。

思い込む程に
自分を何処へ連れて行くのだろうかと
疑問符を翳す
掌を太陽に翳しているみたいだ
陰りを見せる尻尾を掴み取る事に精一杯に成れば
何時の間にか僕は自分の既知の世界から遠ざかって行く
其処に広がる世界観を誰かに与えられて
僕は未知の世界観に納得して
其れで馴染もうと努めて力んで見る
無駄な抵抗と
無駄な労力の
其の果てには僕の既知とする事柄が
現実となって理解から実感へと生まれ変わる
其れは固定観念への緩やかな始まりであるのだろう